今年も「川游び」実施!

 今年も9月2日(日)、青梅市を流れる多摩川の「柚木の河原」で恒例の「川游び」を実施してきました。総勢8名、激しい雨に見舞われる中を朝9:30には皆さん現地に到着しました。私は車にて8:30頃到着し川を見た時、「ずいぶん増水しているなあ」との感想を持ちました。水に入れる服装にライフジャケットをつけてから川に足を浸けましたが、予想したよりも水温が低いという感じを受けました。 全員集合後、先ず最初にターフのセッテイングを行い、それを済ませてから事前配付資料に記載の川での留意事項を再度確認。毎年来ている川であっても同じ状態はないわけで、この瞬間の川を目前にしながら念押しをしました。 次は自分達の昼食準備です。恒例のカレーライス、とは言っても、耐熱のポリ袋に無洗米と水を入れて熱湯の中30分間程煮る(茹でる)方法でのご飯作り。茹で上がれば、また30分間弱の蒸らし。カレーはレトルトを使います。その間約1時間で、練習1を行ないました。 【練習1】個人装備(ライフジャケットとヘルメット、リバーシューズあるいはマリンシューズ)を身につけてから、救助に用いるスロー・バッグの取扱い方。例年通りの川の様子であれば、バディの片方が川を流れてきて、もう片方がスロー・バッグを投げるところですが、今回は用心をして、ウエットスーツを着た会員(メンバー中、最も耐寒度が高いゆえ)に流れの緩い場所に立ってもらい、そこを狙ってバッグを投げる練習に止めました。その他に、振り子の原理による川岸への寄せ方・エディの活用などを実施。 ところで、スロー・バッグは一回投げるごとに、伸びたロープをバッグに収納しなければ次の備えができません。会員の中には、「とても収納がうまくなった」と苦笑いしながら言っていた者も。  そうこうしている内に、ご飯もでき上がり昼食時間に移ることに。私が拘っていることの一つに、しっかりした容器と金属のカレースプーンの用意、これで随分と食べやすくなりました。福神漬けもたっぷり、ソーセージも準備し、皆「美味しい、美味しい」と言いながら昼食時間を楽しんでいました。休憩後、練習の2に。  【練習2】少し上流から、スロー・バッグに掴まって流されることを実施。救助者とロープを介してつながった状態での川流れに不満足な会員も居たでしょうが、今年は我慢をしてもらいました。もしロープを離してしまった場合に備えて、私ともう一名の会員がバッグ・アップに入りました。  要救助者役がストリーム・ラインに乗った場合のテンション(ロープの引き)には大きいものがあり、緊張が走ります。加えて、フェリーアングルを取りながら行きたい方向(川岸)へ移動することも復習をしました。   知らず知らずのうちに時刻も13:30を過ぎたところで川の中での活動を終了。ターフの傍で水気を拭き取り、少し落ち着いたところで超大きい「スイカ」と「黒糖カステラ」に舌鼓を打ち、皆で後片付けをして解散としました。今年も「川」から多くのことを学び、全員ケガ等もなく終了できたことに感謝です。 2018年9月5日記 霞ヶ丘游泳会   代表 三井俊介

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